2021年03月18日
山中湖の長池でお味噌を煮ました
先日、長池地区の方のお宅で一緒にお味噌を煮させてもらいました。
かやぶき屋根の昔からのお宅です。
味噌小屋は毎年組み立てて使っているものを今年譲り受けたそうです。
青大豆を白いあくが消えるまでよく洗い、一晩多めの水に浸しておきます。
翌朝、6時半ころからかまどに火を入れ煮立たせます。
なかなか、火がつかないうえに調整が難しくて、吹きこぼれたりしてしまい、
あたふたしてしまいました。
昔の人はお湯を沸かすのも食事作りもお風呂もみんな薪で火を起こしてしていたんだと思ったら
気が遠くなりました(笑)
ガスはありがたい!!
あくをとり、水を足しながら一日コトコト煮ます。
その間に火の加減、水の量を見ながら、麦麹と米麹をそれぞれ手で揉むようにして細かくしておきます。
豆が柔らかくなったら、お水を多めに足して沸騰させ火を弱めて1時間位煮ます。
薪をとり除き、かまどにも蓋をして一晩蒸らします
翌朝、6時半ころから火をおこし、沸騰させたら、
大豆をざるに上げ、ミンチ用の機械にかけペースト状ににして、塩と混ぜます。
1時間位さまして、昨日、細かくしておいた麦麹と米麹を煮た汁(あめ)を入れながら混ぜます
この混ぜる機会は男性の力でないと振り回されるのでお手伝いをお願いしました。
更に1時間位おいて、味噌が冷めたら、樽に空気が入らないように投げ込むようにいれます。
さらしなどの綿の布をのせ木のふたをしておきます。
翌朝、おからと塩を混ぜたものをビニールの袋に入れドンと上から落とすように置き蓋をして完成です
年々味噌を煮る家も減ってしまって、役場でも今回の味噌煮を記録として残すようにと
立ち会ってました。
普段行わない力仕事や火の焚き付けなど大変でしたが楽しかったです。
美味しいお味噌になりますように! 3年後を楽しみにしてます。
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